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Yuki先生インタビュー

英語の先生になったきっかけ

大学を卒業後、保険会社に入社して事務の仕事をしていたのですが、友人にロンドンのインターナショナルハウスというところで行われている英語講師の研修を紹介してもらったので、受けることにしました。3ヶ月ほどの滞在でしたがヨーロッパや南米などいろんな国から来た人がいて人生の中でもとても楽しかった思い出ですね。当時湾岸戦争があった時代なので、難民の方に無料で英語を教えるプログラムなんかもありました。帰国後は企業の新入社員の方が業務後に英語を習いに来るランゲージセンターで英語を教えていました。

 

木戸先生は帰国子女ですが、どのような苦労がありましたか?

小学5年生から中学2年生までアメリカのニューヨークで生活していました。

父が外資系企業に勤めていたのですが、私たちが住んでいたのはNYの郊外で、東洋人もほとんどいない環境でした。学校は普通の現地の学校に通っていましたので、1年間くらいは英語が分からなくて辛かったですね。でも学校で私と妹のために語学の補習をやってくれたり、今思うと親切でした。日本に帰国後は今度は漢字が読めないし、数学とかも日本の方が進んでいたのでそれも大変でした。でも帰国は嬉しかったですね。日本の方が文房具とか服とか身の回りのものに選択肢が多くて、一人で電車に乗って遊びに行けるし、自由に感じました。

帰国後の英語力の保持は大変でしたか?

そうですね、やっぱり使わないと忘れていきますね。アメリカから帰国後は帰国子女を受け入れている学校に転校しました。そこではネイティブの先生と英語で話す授業を取ることができました。文法的なことも英語を教えるようになってから勉強して理解するようになった感じですね。

教える時に気をつけていることはありますか?

講師としては小学生のクラスではできるだけたくさん褒めるようにしています、あとはちょっとしたゲームとか少し遊びの要素を取り入れるようにしています。例えば今日は職業の英語を勉強したので、

私が英語でその仕事の特徴を言って、生徒に当ててもらうようなクイズをしたり。簡単なものでもすごく喜んでくれるんですよ。

中高生のクラスでは例えば単語を覚えてもらうときに、diseaseっていう単語だったら「COVID関連のニュースでこういうの聞いたことない?」とか時事に絡めてみたりして教えています。「BTSの曲のタイトルでこういうの出てきたよね?」とか。中高生は学校も部活もあって大変な年代なので、少しでも集中力が続くように工夫しています。

 

英検1級を取得されていますが、どのように勉強されましたか?

私の場合、まずとにかく単語を覚えようと思って、BBCとかの英語のニュースをひたすら聞いてました。ニュースを聞いて、分からない単語があったら、「Hey,Siri! how do you spell ~~?」って、Siriにスペルを聞いてその単語を調べるようにしていました。

大人の英語学習者の方は英検やTOEICなど資格取得を目指す方も多いですが、楽しくないと続けられないと思うので、好きな映画のセリフを英語で覚えるとか好きなアーティストのInstagramを英語で読むとか、楽しい要素を入れてモチベーションを保つのも大事ですよね。

英語を学んだ生徒さんにこういう風になってほしいというのはありますか?

英語が分かると、英語圏の人以外ともコミュニケーションが取れるようになります。入ってくる情報も広がります。日本ではなかなか報道されないようなニュースでも、英語のニュースを聞いて知ることができます。生徒さんには幅広い情報に触れて、育ってきた環境の違ういろんな人と話して、多様性を受け入れられるようになってほしいです。

 

Yuki先生担当クラス

<小学生>

・Basic-F (金) 17:10-18:40

<中高生>

・中高生Inter-F(金)19:10-21:10