40分がすごく短く感じますね。事前にダニエル先生が送ってくださる記事が、しっかりと考えないといけないものだから、脳が活性化しますよ。Daniel先生は知識も豊富で、日本人の感覚と違う部分をそのまま持ってらっしゃるから、話していて面白いです。Derek先生と二人で映画観賞会をやったときの映画のチョイスも面白かったですよ。

Todd先生のカレントニュースのクラスでは、生の英語ニュースに触れ視野を広げることができました

YMCAにはいろんな先生がいて、それぞれの先生の持ち味があって一緒に勉強できることが楽しいです。

元々小学校の教師をしていたんだけれども、介護のために少し早く退職しました。その時はもうナイチンゲールの気持ちでしたね。

でもそれまでは外に出てバリバリ働いてましたから、ずっと家にいる生活に落ち込んでしまって、そのときに何か自分の中で新しいことをやろうと決心して、夜に自分で英語の勉強を始めました。周りの同世代が退職するときに、何か、自分はこれをやったと言えることが欲しかったの。英語だったら、私、ここまでやったのよ、と言えるかなと思って。

ケアマネージャーさんとの話の中で、もう少し自分の自由な時間があった方がいいんじゃないですか、って言ってもらえたので、外でスピーキングとかリスニングのクラスをとってみることにしました。

最初にカルチャーセンターの英語のクラスに参加したんだけれども、初級クラスだったのに、何にも分からなくて、周りの人が何に笑っているのか理解できなくてショックだったんです。文法的には勉強してきたのに、これじゃダメだと思って、今度は神奈川県立外語短期大学の社会人枠を受験して、大学に通うことにしました。その時はもう50歳を過ぎてましたね。大変だったけれども、新しい経験だったから、すごくワクワクしていたし、楽しかった。

その後、青山学院の英文学部の３年次編入をして、大学院まで行きました。大学の時は教育学部だったから、文学というのはやったことがなくて、勉強したいなと思って。その後にACTの田中先生の英検クラスに入りました。

英語を勉強することによって世界が変わったし、救われたと思います。

ホームステイも受け入れたし、国際交流の会でボランティアもしています、小学生や中学生に日本語を教えたりもしました。

英検１級はやはり難関でしたね。でも目標があると頑張れますよ。

青学のときに英語で論文を書いたけれども、その時はネイティブの先生がかなり細かくチェックしてくださるから、

英検の時のライティングの方が自分の中で「わかった！」っていう実感がありましたね。

単語を覚えるのも普段なかなか見かけないようなものが多くて大変でした。でも英字新聞とかを読んでると、英検の時に習ったものが出てくるし、ダニエル先生の話の中にも出てくるし、きちんとしたものを表す時は使った方がいいんだなというのは思いましたね。

オンラインもね、できないことはないと思うんです。

今はコロナの影響で外出を控えてますけれども、家にいたら、友達にも会えないし、子どもの勉強会もできないし、使えるものは使おうと思ってます。

対面のときほどパーフェクトにはならないかもしれないけれども、ある意味この時間にすごく集中しているんですよ。

オンラインで意見交換とか、勉強会をして、違う人と話して、コミュニティーが活性化するんじゃないかなと思っています。

新しいことに挑戦するのは、最初めんどくさいな、と思う気持ちは分かるけれども、やってみたら簡単だから、

慣れてしまえば便利です。最初の壁が少しあるんじゃないかなと思いますね。