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お知らせ
Youth Conference hosted by Yokohama YMCA
SC Johnson × 横浜YMCA ユース対象プロジェクト
Youth Conference hosted by Yokohama YMCA
~若者の社会参画について考える~
詳細
日 程 2021年6月19日(土) 14:00-15:30
対 象 全国のユース世代(高校生・大学生・専門学校生・留学生など)
定 員 100名
参加費 無料
言 語 日本語
参加方法 Zoom(プログラム前日に招待URLをメールでお送りします)
主 催 横浜YMCA
協 賛 SC Johnson
お申込み方法
こちらに必要事項をご記入の上、送信してください。申込締切:6月18日(金)16:00
キャンセルについて
ご参加をキャンセルされる場合は、下記までご連絡ください。
Email ae_info@yokohamaymca.org
注意事項
・本プログラムはお申込み者のみご参加いただけます。
・他の参加者の迷惑になるような行為をされた場合には、運営側の判断にて使用を制限させていただきます。
ちらし(PDF)
発題スピーチ
タイトル 寿地区でのボランティア活動を通じた意識変革と行動変容
スピーカー 徳永有紀さん(慶応義塾大学3年)
プロフィール
1999年生まれ。幼少期から20歳までを横浜市内で過ごし、中高はキリスト教系の学校に通う。 2020年末、寿町でのボランティア参加経験をきっかけに社会問題について関心を強く抱き、現在は大学でNPO法人を研究するゼミに所属、貧困問題と市民参画について学んでいる。
タイムスケジュール(予定)
第一部 発題スピーチ 14:00~14:45
第二部 グループディスカッション 14:45~15:15
第一部の内容をふまえて意見交換を行います。(少人数のグループに分けます)
第三部 全体共有 15:15~15:30
YMCAとユース
YMCAのDNA、それはユース(若者たち)が自分たちで社会を変えていくこと。 YMCAは、公正で平和な世界に向けて、ユースが自らの能力を最大限に発揮し、主体的かつ積極的な貢献によって社会を変革し続けるために、「ユースエンパワメント」を推進していきます。
YMCAとSDGs
YMCAに連なる私たち一人ひとりが身近な社会課題を「自分ごと」として考え、行動することがこの目標を達成する第一歩となります。YMCAは、地域や世界の課題に取り組む活動をさらに多くの人と進めていきたいと考えています。
寿町とは
日雇い労働者が仕事を求めて集まる所を寄せ場といいます。横浜・寿町を初め、全国には釜ヶ崎(大阪)、山谷(東京)と主要な寄せ場が3か所あります。日本の高度成長を建設業などで支えてきた日雇い労働者は今や高齢化し、寿地区では仕事がほとんどなく生活保護を受ける人が多くなり、「福祉の街」になりつつあります。ボランティアが中心となって、孤立しがちなドヤ(簡易宿泊所)に住む人々の健康・文化等生活全般に関わりをもち、野宿者が福祉を受けられるように手助けをしています。また、野宿者や若い世代の貧困、心の病い、健康にも向き合います。毎週金曜日に行われる炊き出しは、その活動の1つです。
徳永有紀さん「寿越冬参加記」より
石川町駅の改札口を出て西側に進めば寿町だが、東側に進めば、私が中高生時代を過ごした母校がある。もちろん、中高生の寿町の存在は知っていたが、自分から関わりを持とうとしたことはなかった。その頃は、「寿町」を自分とは切り離し、少なからぬ人がそうするように、意図的に目を背けていたのかもしれない。だが、今回初めて越冬(炊き出し)に参加する機会に恵まれ、「寿町」そして「ボランティア」に対しての意識は大幅に変化した。短期間ながら多くの人と出会い、寿町で生活する方々と生活の一部を共有する時間があった。どこかで殺伐としていると思っていたこの街には、コミュニティーがあり、会話があり、つながりが形成されていた―