11月は児童虐待防止推進月間です。
YMCA Global Kindergartenでも、先生たちがオレンジのリボンを身に着けています。 年中のキテンクラスでは、先生がオレンジリボンの意味についてお話をしました。
初めに「オレンジリボンって知ってる?」とみんなに聞いてみました。ほとんど全員が、首に横にふりましたが、「ピンクリボンなら、わたし髪に今日つけてるよ!」や「ピンク リボンは癌(予防)って聞いたことある!」など、知識の広さにびっくりする意見までとびだ してきました。キテンクラスのこどもたちはこのように、自分の意見を自信を持って発表して くれます。
次に、みんなの今の気持ちを聞いてみました。「今日は音楽の時間があってたの しかった!」「幸せ!」「消防士ごっこが面白かった!」「お弁当おいしかった!」「みんな で遊べて楽しかった!」など楽しい気持ちをたくさん聞かせてくれました。
それから、「みんなが楽しい、嬉 しい、って気持ちになれるようにサポートしてくれるのは誰だろう」と考えてみまし た。「先生が学校で教えてくれるから」、「ママ、パパが学校に連れてきてくれるから 」、「お友達がいるからじゃない?」など、幸せになれる気持ちの理由を改めてみんなで発見しました。
学校に行けるというみんなにとってあたりまえなことが、あたりまえに受けられないお友達がいるということをお話ししました。また、みんながママ、パパに毎日作って貰えるご飯が、作って貰えなくて、長い間お腹が空いてしまって亡くなってしまう子どもがいる、理 由なき暴力を振われてる子どもがいるという悲しい現状も少しお話ししました。
最後に、皆は一人一人が守られるべき大切な存在であること、そして、皆はお家の方から愛さ れて育っていて、それはとても嬉しいことであること等を丁寧に話し合いました。そして、お 話を聞いた皆は「ブルーのリボンにしたらどう」等、様々な気持ちを表現してくれました。「 リボンほしいな」という意見もありましたので、クラスにあったオレンジのリボンで「オレ ンジリボン」をつくり、みんなでカバンにつけました。
世界中の子どもたちが愛されて幸せに育つことが出来る日が来るように祈りを込めて。