三年ぶりのファミリーピクニック

Time spent at YGK
will be a lifetime treasure
子どもたちは、日々の生活の中で様々な人や物事に出会い、成長をしています。もちろん、このような出会いは常に楽しいことばかりではありません。思うようにいかなかったり、悲しい気持ちになったり、いろいろな時があります。嬉しいことも、悔しいことも、悲しいことも、ドキドキすることも、一つひとつの出来事全てが、大切な成長の糧です。
私たち大人の役割は、危険や困難を全て取り除いて、平坦で安全な道を敷くのではなく、危険や困難の質と量をコントロールすることで、子どもたちが危険性を予見したり、困難にぶつかったときに乗り越えたりする力を身につけていけるように手助けをすることです。
人生はアップダウンがあり、時に心がくじけそうになったり、安心して過ごせない場面は多々あります。だからこそ、そのようなことを遠ざけることで子どもたちを守るのではなく、子どもたちが本当に必要な時に、適切なタイミングで、最適なレベルの手助けを出来るように準備をしておくことが大切だと考えます。子どもたちは、どの子も乗り越える力を持っており、無限の可能性に満ちています。
4月に新しくYGKの仲間になったパピークラスのお友だち。入園から約2週間が過ぎ、少しずつ園での生活に慣れて来ました。
この日、初めてYMCAの建物の外に散歩に出かけました。YMCAの近隣の一区画をくるっと1周した小さな小さな散歩道なのですが、宝物や新しい発見がいっぱい。たんぽぽの黄色い花や白い綿毛を摘んだら、前へ進もう。
あれ、ここにもあそこにもみんながいるよ。近くの鏡張りのビルに映った姿に、"Hello!"
何だか美味しそうな匂い。道の脇にお弁当屋さんがお弁当を並べていました。「食べたいね」、「だめだよ、教室にお弁当あるでしょう?」なんて会話が聞こえてきました。
もう少し行くと、ビルの1階が駐車場になっていました。「わーい」と声を出すと、声がうわーんと響いて面白い!何度も試してみたよ。近くのビルの人達が、手を振ってくれました。
初めての小さな小さな大冒険。どきどきしたね。楽しかったね。また行こうね。
私たちYMCA Global Kindergartenは、結果ではなく、そこに至る経過こそが、かけがえのない宝物だと信じています。
もしかしたら、成長がゆっくりに見えるかもしれません。結果がついてこないと思う時もあるかもしれません。でも、子どもの成長は、直線距離では測れないのです。
遠回りするのは無駄なことに見えるかもしれない。でも、遠回りしたからこそ見えるものがあります。寄り道したからこそ、できる経験があります。全ての物事が、子どもたちを形作る大切な栄養なのです。
人としての礎となる本当に大切な幼児期だから、子どもたち一人ひとりが、景色を楽しみながら、歩いたり、走ったり、スキップしたり、時に転んだり、そんな時間を大切に過ごしてほしい。そして、そんな心豊かな環境を提供できる園でありたいと、願います。私たち自身が、子どもたちから多くのことを学び、気付かされ、そして新たにされる日々です。
この瞬間を、共に、全力で楽しみましょう。
今日から新年度ですね。
横浜公園の満開の桜が、みんなの進級入園を一足先に喜んでくれているようです。
YMCA Global Kindergartenでは、もうすぐ新しいおともだちをお迎えできることを、わくわくしながら待っています。
これから始まる一年間が、幸せと喜びに満ちた実り多いものになりますように!
YMCA Global Kindergarten教員一同
とても充実した水曜日を過ごしたYMCA Global Kindergartenカブクラスの子どもたち。
午前中には、体育館でミニオリンピック!何事にも全力で取り組みます。
午後は、バレンタインカード作り。ペーパークイリングという技法で、素敵なカードを作りました。お友だちとおしゃべりしながら手を進めるのも楽しいね。
最後はサイエンス、サイエンス探究の時間です。最近、年長クラスでは、人体の不思議がブームなので、今日は私たちの大切な「心臓」にフォーカスをしてみました。実際の心臓の形や、心臓が私たちの身体で果たしている役割、なんと一日に10万回も血を全身に送り出していること!を知ることが出来ました。
新しいことを知るのは、本当に心がワクワクしますね!