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いろんな気持ち

 
「〇さんが隣に座ってくれなかった」「△さんが〇さんに怒ってたから助けようと思った」「もうみんなと遊びたくない」
 
こんなやり取りが増えている最近の年中クラス。
 
様々な葛藤に揉まれ、壁に行く手を阻まれたようで、感情が迷子になっているような子どもたち。
 
思い通りにならないとき、気持ちが通じないとき、何だかよく分からないけど、胸の中がザワザワモヤモヤする感じ。
 
そんなとき、そのモヤモヤザワザワした何かから子どもたちの意識を無理に逸らしてやり過ごすのではなく、子どもたちが自分の感情に向き合うことを大切にしたいと思っています。
 
どうしたの?
 
….そっか、隣に座りたかったのにお友だちがダメと言ったんだね。ここがザワザワするのかな。悲しかったんだね。少し腹もたったんだね。
 
公園に出かける時間だけどどうする?
 
….そうか、今日はみんなとは行きたくないんだね。じゃあ、他のクラスのお友だちと一緒に行く?今日はどうしても行きたくないのか。そんな日もあるね。気持ち、よく分かったよ。話してくれてありがとう。
 
この日は△さんは公園に行かないことを自分の意思で決めました。私たちは、この日は△さんの気持ちを全面的に尊重することに決めました。
 
みんなが公園に行ってしまうと、やっぱりみんなが何をしてるのか、いつ帰って来るのかが気になります。窓から公園を覗いて、「あそこにいるよ!帽子が見える」、「もう時計の針があそこだから、Five more minutesだと思う」
 
家族で行った旅行の思い出、好きなテレビ番組の話をしばらくお話ししてくれていた△さん。
 
ふと気付くと、静かに机に向かって、何やら真剣に作業をしている様子。
 
しばらくすると、大きな明るい声とまあるい笑顔。
 
「〇さんに手紙書いた!ごめんねって」
 
「〇さんとケンカしたの?」
 
「ううん、(自分が)怒っちゃったの。だから、大好き、ごめんねって書いた。〇さんの棚に入れておくんだ。開けたら見えるように」
 
感情の波にもみくちゃにされそうになりながらも、自分の気持ちに向き合って、自分がどうしたいかを時間をかけて考えて、自分で答えを見つけて行動にうつした△さん。
 
この先も、気持ちの揺れに向き合い、壁に阻まれて葛藤を感じたりすることがたくさんあることでしょう。
 
そんな時、自分の感情に無理にふたをしてやり過ごすのではなく、自分の心に、感情に、真摯に向き合い、時に周りの人に助けを求めたりしながら、自分でバランスをとっていけるようになってほしいと願っています。
 
幼児期は、人としての根っこを育てる大切な時期です。だから、時に生まれてくる負の感情も含めて、一人のかけがえのない存在として、たっぷりと愛される経験をしてほしい。そして、自分自身を心から愛して大切にしてほしい。自分を愛することができるから、周りの人も大切にできると思うから。
 
子どもたちの育ちを愛おしみながら、ご家族の皆様と大切に見守っていきたいと思います。
 
 
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