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Time spent at YGK
will be a lifetime treasure

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子どもたちの見ている世界

ある日の子どもたちの会話。

 

「カナダどこかなぁ」

(なるほど。S先生が行ったカナダを探しているんだ!)

「カナダって寝ちゃうくらい遠いんだよ」

「じゃあ、S先生寝ちゃってるかもね〜」

(なかなか見つけられないので一緒にカナダを探してあげると…)

「あった!カナダ!」

「S先生どこだろう?居ないねぇ、、、」

(本だから載ってないよね…)

「あ!わかった!まだ空港にいるんだ!」

「そっかー、だから居ないんだ。行ってみたいなぁ、カナダ」

「うん、行きたいなー、カナダ」

 

そうしてしばらくカナダを眺めていました。

 

 

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YGK教員ワークショップを実施しました

YMCA Global Kindergartenでは「本当の意味で質の高い教育」という表現をよく使います。では、「本当の意味で質の高い教育」とは何でしょう。勉強が出来るようになること?それともバイリンガルに育てること?

私たちが考える「質の高い教育」とは、子どもたち一人一人が、自分で考え、誰かのために行動出来る人として育つことです。

これを実現させるためには、私たち大人が、良き観察者、熱心なリスナー、共に歩む伴走者でありたいと願います。幼児教育に携わる者として、常に学び、自分たち自身をアップデートし続けることが、私たちの信念です。

この取り組みの一環として、先日、Joeyクラス、サイエンスクラブの教員を含め、YGKにかかわる全ての教員を対象にワークショップを実施いたしました。子どもたちの姿を注意深く観察し、その言葉や心にしっかりと耳を傾けるということは容易ではありません。私たちの多くがこれまでに経験してきた教育とは異なるアプローチであるため、時として非常に難しい課題でもあります。そこで、今回は「観察とドキュメンテーション」をテーマにしました。グループに分かれ、動画を用いて、実際の子どもの姿を丁寧に観察し、ドキュメンテーションを作成しました。自身の考えを深め、一人一人が違った視点を持っていることに改めて気づくきっかけになりました。

これからも、子どもたち一人一人のより良い学びを目指して、前進し続けたいと思います。

 

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三年ぶりのファミリーピクニック

先日、実に3年ぶりにYGKファミリーピクニックを開催致しました。全クラスの園児た保護者が集い、大きな空の下、楽しい時間を過ごしました。いくつかのアクティビティを楽しみましたが、中でも子どもたちが夢中になっていたのがネイチャービンゴでした。お題の物を見つけようとみんな真剣そのもの。全部クリアした時には大きな笑顔!
この素晴らしい時間を与えられたことに心から感謝致します。
 
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感情と向き合うこと

YGKでは、子どもたちが自分の気持ちや意見を自由に表すことができる関わりを大切にしています。不機嫌だったり、怒ったりと、負の感情を表出している時、それを私たち大人が無理に押さえつけたり、気をそらしたりするのではなく、自分の中にある感情に子どもたち自身が向き合い、言葉にできるように支援します。幼児期は、自分の感情をどのようにコントロールし、それにどのように折り合いをつけるのかを学んでいる大切な段階だからです。第一段階として、まずは自分の気持ちに気がつくことが大切だと考えます。これは容易ではないかもしれません。お友だちとの関わりの中では、感情を言語化することができず、喧嘩になったり、手が出てしまうこともあります。そういった時には、表面的な結果を見て安易に判断を下すのではなく、どちらの気持ちにも真摯に耳を傾け、気持ちに寄り添います。行動の裏には、そこに至る理由があるからです。大人が仲立ちをして、「ごめんね、仲直り」とさせることもできるかもしれません。でも、子どもたちが納得していないのなら、それは本当の意味での解決にはなりません。だからこそ、子どもたちを信じ見守ることを大切にしたいと思います。
 子どもたちは、日々の一つ一つの出来事や出会いから、実に多くのことを学んでいます。子どもたちが生まれ持つしなやかさや逞しさを信じ、見守ることがとても大切なことです。保護者の皆様と共に、大切な子どもたちを、心から愛し、慈しみ、守り育てていきたいと思います。
 
 

大人の役割

子どもたちは、日々の生活の中で様々な人や物事に出会い、成長をしています。もちろん、このような出会いは常に楽しいことばかりではありません。思うようにいかなかったり、悲しい気持ちになったり、いろいろな時があります。嬉しいことも、悔しいことも、悲しいことも、ドキドキすることも、一つひとつの出来事全てが、大切な成長の糧です。

私たち大人の役割は、危険や困難を全て取り除いて、平坦で安全な道を敷くのではなく、危険や困難の質と量をコントロールすることで、子どもたちが危険性を予見したり、困難にぶつかったときに乗り越えたりする力を身につけていけるように手助けをすることです。

人生はアップダウンがあり、時に心がくじけそうになったり、安心して過ごせない場面は多々あります。だからこそ、そのようなことを遠ざけることで子どもたちを守るのではなく、子どもたちが本当に必要な時に、適切なタイミングで、最適なレベルの手助けを出来るように準備をしておくことが大切だと考えます。子どもたちは、どの子も乗り越える力を持っており、無限の可能性に満ちています。

  

子どもたちの豊かなあそびのせかい

ある日、広い公園に出かけたYMCA Global Kindergartenの年中さんたち。
何やら小さな水たまりの周りで楽しそうな会話が繰り広げられています。
そっと耳を傾けてみましょう。
 
「チョコレートのお池にミルキーをボチョン。」
「今度は船がぶつかった!」
「チョコミント屋さんです!いらっしゃいませ!」
「今からかき混ぜるよ。Stay back!」
「そーっとやったら泥がかからないよ。」
「離れてやれば濡れないよ。」
「葉っぱのチケットを渡すと参加できるんだ。はい、チケットどうぞ。」
 
小さな小さな水溜まり。
みんなの想像力が広がるにつれて、いろいろなものに変わります。
子どもたちの会話はどこまでも広がっていきます。行きつ戻りつ、全く違う発想が出てきても、柔軟に受け入れ、そのまま広がっていきます。
足をとめて、耳を傾け、子どもたちの世界にお邪魔させてもらうと、そこには本当に豊かな世界が広がっています。
子どもたちは一瞬一瞬を存分に生きています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

パピークラスの大冒険

4月に新しくYGKの仲間になったパピークラスのお友だち。入園から約2週間が過ぎ、少しずつ園での生活に慣れて来ました。

この日、初めてYMCAの建物の外に散歩に出かけました。YMCAの近隣の一区画をくるっと1周した小さな小さな散歩道なのですが、宝物や新しい発見がいっぱい。たんぽぽの黄色い花や白い綿毛を摘んだら、前へ進もう。

あれ、ここにもあそこにもみんながいるよ。近くの鏡張りのビルに映った姿に、"Hello!"

何だか美味しそうな匂い。道の脇にお弁当屋さんがお弁当を並べていました。「食べたいね」、「だめだよ、教室にお弁当あるでしょう?」なんて会話が聞こえてきました。

もう少し行くと、ビルの1階が駐車場になっていました。「わーい」と声を出すと、声がうわーんと響いて面白い!何度も試してみたよ。近くのビルの人達が、手を振ってくれました。

初めての小さな小さな大冒険。どきどきしたね。楽しかったね。また行こうね。

子どもたちの健やかな成長のために

私たちYMCA Global Kindergartenは、結果ではなく、そこに至る経過こそが、かけがえのない宝物だと信じています。

もしかしたら、成長がゆっくりに見えるかもしれません。結果がついてこないと思う時もあるかもしれません。でも、子どもの成長は、直線距離では測れないのです。

遠回りするのは無駄なことに見えるかもしれない。でも、遠回りしたからこそ見えるものがあります。寄り道したからこそ、できる経験があります。全ての物事が、子どもたちを形作る大切な栄養なのです。

人としての礎となる本当に大切な幼児期だから、子どもたち一人ひとりが、景色を楽しみながら、歩いたり、走ったり、スキップしたり、時に転んだり、そんな時間を大切に過ごしてほしい。そして、そんな心豊かな環境を提供できる園でありたいと、願います。私たち自身が、子どもたちから多くのことを学び、気付かされ、そして新たにされる日々です。

この瞬間を、共に、全力で楽しみましょう。

 

 

 

春は出会いと別れの季節

春は出会いと別れの季節です。
先月、大好きなカブクラスの子どもたちがYMCA Global Kindergartenを卒業し、新たな世界へと歩き出しました。
これまで、皆で一緒に、たくさんの時間を過ごし、楽しいことも悲しいことも嬉しいことも共有してきました。これまでのような頻度では会えなくなるのは寂しいことですが、でも私たちは知っています。一つの場所から旅立つということは、より広い世界への船出でもあるということを。
どこにいても、皆の幸せと新しい出会いをいつも願っています。
フレー!フレー!卒園生!
 
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今日から新年度ですね!

今日から新年度ですね。

横浜公園の満開の桜が、みんなの進級入園を一足先に喜んでくれているようです。

YMCA Global Kindergartenでは、もうすぐ新しいおともだちをお迎えできることを、わくわくしながら待っています。

これから始まる一年間が、幸せと喜びに満ちた実り多いものになりますように!

 

YMCA Global Kindergarten教員一同